「食のクセ直し&デトックス 体も地球も健康になる生き方」について・前半
講演で教わった『食のクセ直し』の方法をご紹介します。
◆講師・中嶋 裕氏の軌跡
講師の中嶋 裕氏は、数年前にアレルギー症状が出て、ひどく悪化し、
体だけでなく、倦怠感やイライラ等メンタル面でも不調を感じていました。
アレルギーの薬を強くしても治らないので、医師に相談したところ、
「アレルギー体質だから、一生治らない」と言われ、落ち込んだそうです。
でも、「自力で何とかしよう!」と一念発起されました。
そんな時、『奇跡が起こる半日断食』甲田 光雄 (著)という本に出会い、
「人は食べ物で出来ている」から、食事を変えると健康になれる!
という考えに出会いました。
そして「自らを人体実験した結果」と言う程、食を変えていったそうです。
その結果、すっかり健康体になり、体得した”健康への真理”を人に話して
いるうちに、口コミで講演依頼が来るようになりました。
昨年は、なんと全国を講演し、一万人以上の方に、”実学”として
伝えるまでになりました。
では、中嶋氏が実践された”正しい食事”とは…
◆正しい食事とは?
中嶋氏は以前、とにかく肉食が多く、お酒・甘い物も大好きで
大食いかつ、早食いでした。
その結果、マラソンなどハードな運動をしているにも関わらず、腹回りの
脂肪だけは落ちず、その上、どんどん体調まで悪くなっていきました。
そこで、食を改善することにし、まず、”食の意識”を変えたそうです。
”食の意識”とは何でしょうか?
人間には、考え方の癖があり、食にも癖があります。
癖を見直し、改めていくと”食の意識”が正しいものに変わります。
実は、糖尿病や高血圧症などの「生活習慣病」と呼ばれる病気は、何十年もの
悪い癖の積み重ねによって引き起こされています。
例えば、スタバで太っている人を見て、何を買うか観察していると、決まって
「キャラメルフラペチーノやシナモンロール」等の高カロリー食品を購入しています。
太っている人は、必ず『太るような物を自らが選んで』摂っているのです。
その様な物を”食の癖”と呼び、改善していかないと、適正体重にはなりません。
ダイエットの語源は、「日常の食べ物」という意味です。
”食の意識”を正しく持ち、「日常の食べ物」に気をつけることが、
ダイエットや健康への近道です。
例えば、「肉を食べると、スタミナがつくから食べなきゃ駄目」、
「朝ご飯をしっかり食べないと駄目」という話が常識だと思っている方も多いでしょう。
中嶋氏曰く「現在、これらの常識として考えられている
”食の意識”は、誤りが多くある」そうです。
例えば、「肉を食べると、スタミナがつくから食べなきゃ駄目!」という考え
も誤りで、本当は、スタミナはつかず、かえって疲れてしまうそうです。
肉は、食物繊維も少なく、咀嚼の回数が少なくなる食品です。
その結果、どうしても早食いになり、脳に満腹の指令が行きにくく、
大食いになってしまいます。
その結果、体に負担がかかり、スタミナがつかないどころか、疲れてしまいます。
しかも、屠殺された際に出る怨念のような悪い感情を考えると、
ますます摂らなくてもいい食品だそうです。
また「朝ご飯をしっかり食べる」という考えも、成長期の子供は別として
老化が始まっている大人には、全く必要がありません。
朝は、『排泄の時間』と言われています。
朝ご飯をしっかり食べるよりも、逆に食事をしない位の方が、
体のみならず、心にもいいそうです。
”体”という字の語源は、空田(からだ)とも言われており、
実際には、人間は空腹の方が力を発揮できます。
例えば、満腹時には、疲れたり、眠くなってしまいますよね。
ひらめきや勘が鈍ってしまいます。
反対に断食をすると、勘が冴えたりと、能力が発揮されやすいのです。
実は現代人は、エネルギーのなんと90%も、消化吸収にのみ
費やしてしまっているのだそうです!!
ですから、過食が何年も続くと、慢性疲労になるのは当然です。
人間には、考え方の癖があって、『癖がその人を形造っている!』
と言っても過言ではありません。
常識と思う悪い癖に縛られ、過食になっていたのを改善した結果、
中嶋氏は、健康を得て、10キロ以上ものダイエットにも成功しました。
現代人のアレルギーを含む何らかの不調を”未病”と言いますが、
なんと、日本人の9割が未病を感じているそうです。
人間は、100歳以上生きられる素晴らしい遺伝子を持っています。
それなのに、そこまで至らないのは、未病も大きな原因です。
そして、未病の一番の原因は、【過食】!!
動物実験でも、【過食】の鼠の寿命は、適正な食事量の鼠と比べると
2倍も短命だそうです。
昔から「腹八分で医者いらず」「腹十二分で医者足らず(=病人が多くて
医者が足らない)」という諺がある程、”過食”は体調不良の元。
「過食を止め、少食にしていくと、健康に繋がる」という考えは、
昔も今も変わらない絶対的な真理です。
健康を維持し、ダイエットをしたい方は、しっかり成功させる為にも
ご自分の食を今一度、見直してみましょう。
そこで、”食の癖”が見つけられたら、正しいものに直していき、
日頃から、食事の量を少なめに心がける事が肝要です。
新型インフルエンザが流行っている昨今、消化の為にエネルギーを無駄に
使ってしまうのは、とても残念です。
エネルギーをウイルスへの抵抗力に使うためにも、
まずは日常の食事をじっくりと考え直し、健康に繋げていきましょう。


