花粉症が春だけでは終わらない?
花粉症の方には嫌な時期になりました。
花粉症でなくても、季節の変わり目や物事の変わり目で疲れる時期ですね。
今回は、花粉症でない方には”予防”、
花粉症の方には”対処法”にもなる有効な情報についてご紹介します。
■花粉症のシーズンとは?
2月28日TBS「報道特集NEXT」内で特集された『黒い樹氷と花粉症』をご覧に
なりましたか?
その中で屋久島や蔵王で出来る樹氷を溶かして、ろ過すると、
ろ過紙は真っ黒になってしまう という映像があり、
かなり衝撃的でした。
実は、中国から風にのって大気汚染物質や黄砂と一緒に微生物が
日本へ飛んでくるらしいのです。
黄砂は、中国奥地の砂漠から飛んできて、都市部を通過し、
その時に公害物質などを巻きこみ、日本に届きます。
それらは、花粉症、ぜんそくを悪化させる作用がある事が分かりました。
多くの方が苦しむスギ花粉症は4月迄で、普通は5月には終わっている筈
ですが、まだ5月を過ぎても症状が軽くならない場合は、
こういった空気汚染の影響を受けている可能性があるそうです。
しかも年々、その黄砂の飛来は増える傾向に…
花粉症のシーズンが、”春”とは言い切れなくなるかもしれませんね!?
■花粉症の予防と対策
よく言われている事ですが、以下のような事に注意してみましょう。
〈1〉花粉情報に注意し、花粉の飛散が多いときは外出をなるべく控え、
窓や戸を閉める
〈2〉花粉の飛散が多い時は、布団や洗濯物を外に干さない
〈3〉外出時にはマスク、眼鏡、帽子などを着用する
毛織物による上着は避け、綿か化学繊維の上着を着用する
〈4〉帰宅時、衣服や髪をよく払う、洗眼、洗顔、うがいをし、鼻をかむ
〈5〉掃除はこまめに、ぞうきんがけもする
〈6〉規則正しいバランスの良い食生活を心がける
〈7〉酒、たばこは極力控える
〈8〉ストレスをためない
〈9〉十分に睡眠を取る
〈10〉空気清浄機を部屋に置く
〈11〉風邪をひかない
〈12〉軽い運動を行う
〈2〉の洗濯物ですが、よく取り込む際に十分はたいてから部屋に入れれば
いいのではないか?と思いがちですが、「あまり効果がない」という結果
が出ています。(「P&G清潔生活研究所」の調査より)
この時期は、部屋干しや布団乾燥機を使った方がいいようです。
最近では、乳幼児の花粉症が増加してきているようで、
0歳児にまで、症状が出ているようです。
つらい症状を訴えることのできない子どもには、親が症状を見落さない
ことが大事になってきます。
目をこする
鼻をこする
くしゃみを連発する
口を頻繁にあける(鼻が詰まって息がしづらい)
上記のような症状が続いたら、早めに病院で検査を受けて下さい!!
やはり原因は、大人と同様、スギ花粉の増加に加えて、食生活の変化、
大気汚染、ストレスなどの現代人を取り巻く生活環境の変化が影響して
いると考えられています。
症状は、どの世代でも主に鼻と目に現れるので、予防したい方にとっても
特に”鼻と目”を花粉から守ることが大事です。
〈3〉のマスクや眼鏡、帽子を使用することは、オーソドックスな方法
ですが、かなり効果的な自己防衛となります。
子供用のマスクや花粉防止グラスもあるので、家族みんなで花粉対策を
してみてはいかがですか?
ただ、風が強い日には完全防備にはならず、過大に信用は禁物です。
他の予防法と合わせて、防ぐしかないようです。
また、空気清浄機があれば、部屋の花粉が取れると思いがちですが、
床などに落ちてしまった花粉に関しては対応しにくいという難点が…
こまめに掃除機をかけたり、ぞうきん掛けをすることが効果的です。
〈11〉の風邪をひかないというのは、花粉症をひどくさせない為、
(もしくは花粉症にならない為)鼻の粘膜を正常に保つために重要です。
■その他の花粉症対策
以前からヨーグルトや甜茶などのお茶類、わさびは効果が高いと言われて
いますが、それ以外で気になったものをご紹介します。
★ミント系のガムを噛む
ミント系の香料は、いずれもペパーミント油から採られた成分が
使われていて、ペパーミントに抗アレルギー作用があるそうです。
「ガムで花粉症はここまで治る」石塚 洋一著 という本まで
出版されています!!
★アロマオイル(精油)
ペパーミントは鼻詰まりに。免疫力のあるユーカリは全体の緩和に
効果が有ります。
劇的には効きませんが、マスクに1滴付けたりするだけで
鼻がすっきりしてきますよ!!
もちろん、部屋でアロマオイルを焚いても効果があります。
今では100円ショップにもアロマポットが売られています。
ストレス緩和にも効くので、一石二鳥ですね。
■マクロビオティックの観点から見た花粉症対策
花粉症の1つの原因として、たんぱく質の摂り過ぎが考えられます。
花粉もたんぱく質で出来ているため,異種のたんぱく質の進入を排除
しようとするからです。
動物性のたんぱく質(肉、魚介類、牛乳、卵)を制限し、もし食べる時は
たんぱく分解酵素となる大根おろしや長ねぎを添えるといいようです。
また、マクロビでは花粉症の状態は、陰性に偏っているようです。
甘い物(特に精製した砂糖が入っている物)、油脂、粉製品(パン、
クッキー、ケーキ類)、添加物の多い加工食品も控えたほうが、
症状が楽になるという説もあります。
併用して、アレルギー体質を改善する食物を摂ることをお薦めします。
例えば、葛、ダイコン葉、人参、ニラ、レンコン、自然薯、
黒ゴマ、かぼちゃ、モヤシ、ネギ、ゴボウ、サトイモ、ユリ根、
キクラゲ、タマネギなど
ミネラルの多い海藻を多めに摂るのもいいようです。
パスタやうどんを含む精製された粉製品は控えた方がいいので、
主食をお米で摂ることをお薦めします。
但し、問題になってくるのはそのお米の”質”です。
白米・玄米・発芽玄米と3種類を比べると、栄養的には
「死んでいる」白米・「眠っている」玄米・「起きている」発芽玄米と
言われます。
発芽玄米は芽の成長のために活性化された栄養価の高いお米で、
しかも柔らかく消化しやすくなっているため、血液への吸収率も
格段に上がっていて、食べやすいお米です。
最近では、簡単に自宅で自動的に発芽させて、そのまま炊飯まで
してくれる”自動発芽圧力炊飯器”なども販売されています。
同じお米を食べるなら、”発芽玄米”をお薦めします。
以上のような注意を心がけた和食を中心とした食生活で、
花粉症が治ったり、改善された方がかなり居らっしゃるようですよ!!
興味のある方はぜひ、お試し下さい!
■まとめ
「花粉症」予防と改善には、こまごまとした注意と努力が必要ですが、
特にベースとなる食生活などの生活習慣を改めて、予防グッズを
併用すると”効果が高まる”でしょう。
この季節を毎年、「嫌な季節」と思わず、うまく乗り切って
”楽しい春”にしたいものですね。
(穀菜食・デトックスの『あまてらす』ネット担当 : 大久保)


