「なぜ、予防医学、統合医療などをベースにした真の健康情報が今後重要になるのか?」
そんな疑問を持っている人は、多いと思います。
でも現代社会のシステムのどこかに問題があることは確かだが、どこから手をつけていいのかわからない。今、われわれは何をしなければならないのか。具体的に、自分に何ができるのか、自分の家族が、自分の会社が、自分の住んでいる地域が、自分の国が何をすればいいのか?
マクロ的な視点で見ると、グローバルスタンダードという名のもとに進んできた資本主義経済を基盤とした非循環型の経済優先の社会構造に問題があります。
また、医療や健康分野について見た場合、西洋医学一辺倒の対処療法的な治療に問題があります。
世界の医療業界の動きは、欧米を中心に、この20年~30年の間に、徐々にではありますが、確実に統合医療やホリスティック医療へ、また治療から予防へとシフトしつつあります。いろいろなこれまでの社会を前提にした制度に支障が出始めています。各国政府も試行錯誤しながら、新たな法制度を導入しています。
日本も欧米に遅れてではありますが、最近やっと予防の重要性が認識されてきました。なぜかというと、先進諸国の中で、最も少子高齢化が進んでいるのは日本だからです。財政逼迫を回避するために、予防を重視した政策に根本的に転換せざるを得ないような状況になっています。
そして、世界の先駆けとなる法制度、健診・保健指導の義務化が2008年4月よりスタートしました。
欧米諸国の予防対策は、重症化予防※が主眼です。
※すでに糖尿病、高血圧、高脂血症などの人が、脳梗塞、心筋梗塞、人工透析などにならないように医薬品を用いて対処療法的に重症化を予防する
日本が今回導入した制度はポピュレーションアプローチと言われて、糖尿病、高血圧、高脂血症などになる前のメタボリックシンドロームの人を対象に生活改善により本格的に予防しようとするアプローチです。
日本がどのような手を打って、どのような効果を上げるのか世界各国が見ています。
これから数年の間に、人の意識が変わって、顧客ニーズに変化が起き始めると思います。法制度が変わると、それにともない関連する市場の流れが変わります。ビジネスにおいては、いち早く市場の変化をとらえて行動した人がビジネスで成功します。
なぜ、一部上場優良企業の安定した職業を捨てて、このタイミングで独立して‘あまてらす株式会社’という予防医学の情報提供会社を設立したのかというと、
「これから日本でも、予防医療が間違いなく動き出す」
という確信があるからです。
欧米の市場で起きていることは、必ず日本でも起きます。時間の問題です。時期は、多少ずれる可能性もありますが、この分野に大きな社会ニーズがあること、そのニーズを満たす充実したサービスが今の日本には不足していることは間違いありません。特に健康情報に関しては、あまりにも多くの情報が氾濫していて、玉石混交状態で、いったいどれが本当の価値ある情報なのか、現在出回っている情報は、何が正しいのか医療業界に身を置く人でさえも判断が非常に難しい状況です。私は、ここに“あまてらす”の社会貢献できる場と、ビジネスチャンスがあると思っています。
お医者さんも、薬剤師も、看護師も、ほとんどの医療従事者は病気のプロであり、“健康のプロ”ではありません。“あまてらす”は、“健康のプロ”を目指します。
健診・保健指導がはじまったと言っても、すぐにその成果は上がらないだろうと思われます。なぜなら、今の栄養学や、保健指導は、自然の摂理に則っていないから部分も多いからです。
例えば、下記のような点です。
■骨を強くするために、カルシウムが必要なので、牛乳をたくさん飲みましょう。
→日本人の80%は牛乳を吸収・代謝するためのラクターゼという酵素を持っていませんから、ほとんど意味がありません。逆に乳製品の取りすぎは、ガンや、アトピーなどの原因になることが、最近多くの臨床データで証明されています。
■毎日30品目以上バランスよく食べましょう。
→恐らく栄養士さんでさえも、99%以上の人は、実践できていないでしょう。できないことを指導しても意味がありません。
自然界の動物で、毎日30品目食べている動物はいるでしょうか?生きものには皆それぞれの適応食があります。例えば蚕に桑の葉、牛には草、パンダは笹の葉、コアラはユーカリの葉、そして人間には穀物となります。これらの根拠は歯の形、腸の長さ、唾液の種類などからもうかがうことが出来ます。適応食を主食として、十分な量食べていれば30品目も食べなくても必要な栄養は補えるように自然界は絶妙にコントロールされています。
■1日3食きちんと食べましょう。特に朝食を抜かないようにしましょう。
→江戸時代末期まで、日本人は先祖代々1日2食の生活を送っていました。諸外国でも100年以上前は、1日2食が普通でした。現代人は、狩猟の民族の祖先ですから、獲物が取れなかったときに飢えをしのぐことができるように飢餓に強い遺伝子が組み込まれています。逆に言うと、飽食に弱いように設計されています。自然食に近い、栄養価の高い、正しい食事をしていれば、2食でも必要十分な栄養が取れます。
最近、朝食を抜いて倒れたりする若い人もいますが、それはコンビニ食や、インスタント食ばかりして、栄養のバランスがとれていないことに原因があります。


